『はしり』◆アラフィフ京女の日常京言葉◆
七五三着物浴衣の京都室町st.のキムラです!
京都生まれ京都育ちの50歳前後の私が普段使っている京言葉を紹介していこうと思ます。
京言葉だと思っているだけで、関西弁でしたらごめんなさい。
今回は『はしり』 ★★★☆☆私はあまり使わないが会話で使われても違和感なし
台所のシンク・流しです。
「はしり洗っとくわ(お皿など)」「はしりはきれいにしといてや」など。
子供のころは時々使っていましたが、最近ではあまり使いません。
でも、会話の中で誰かが使っていても全く違和感はありません。
京都では子供のころに『下駄隠し』という遊びをします。
数人で遊び、それぞれが片方ずつ靴を脱いで並べ、下駄隠しの歌で鬼を決めます。
♪げたかくしちゅうねんぼ。はしりの下のネズミが、草履をくわえてチュッチュクチュ、ちゅっちゅく饅頭は誰が食た、誰も食わないわしが食た。
表の看板三味線や。裏から回って3軒め♪
この歌、京都以外の方は知らないってことにびっくりしました。
この歌のなかにも『はしり』が出てきます。
でも、この歌のはしり、『柱』と勘違いしている京都の方も多いです(笑)