卒業式の袴着物について

こんにちは。京ちゃんです!
お正月が明けて久しいですね。京ちゃんの住んでいる近くの壬生寺ではもうじき節分祭りが行われます。
梛ノ宮神社から壬生寺までの間に屋台が出ていて素敵ですよ。
京ちゃんはもちろん屋台の空気を楽しんでから近くのスーパーで焼きそばを…

さて!卒業式のシーズンが近付いてきました。
学業を修め、門出を祝う卒業式の袴です。

卒業式に袴を履くのは、明治時代の女学生の制服が着物に袴だったことが起源とも言われます。
現代では、卒業式の晴れ舞台に着るものとなっています。

卒業式シーズン、市内を袴姿の女性が歩く姿はとても晴れやかです。

■振袖と二尺袖、どう違うの??


同じ振袖の仲間ですが、袖の長さが違います。

・振袖着物

振袖は袖の長さが100cm以上、成人式などに着る未婚女性の第一礼装です。振袖をお持ちでしたら振袖に袴を合わせられるととても華やかになります。

・二尺袖着物

そして、二尺袖は「小振袖」とも呼ばれており、その名のごとく二尺(約76cm)で、袴に引っ掛かりにくいよう袖が丸く作られています。着付けを楽にしたり袴の裾から見えないよう裾が短めに作られているものもあります。

■絵羽柄と小紋柄ってなんですか?どう違うのですか?


絵羽は着物全体で柄の配置がデザインされているもの、小紋柄は同じ柄が繰り返された生地を縫製するので、同じ商品でも柄の配置が異なります。

・絵羽柄の二尺袖


絵羽の二尺袖は袴を履いたときに映えやすい柄配置だったり、最近では裾の短いものが主流です。
一昔前は裾の長い絵羽柄の二尺袖もあったのですが、裾の柄がないものが多いので袴無しで着るのも難しく、「裾の柄がないのなら、自体裾なくていいんじゃね?」なノリで徐々に市場から消えていった印象です。

・小紋柄の二尺袖

小紋柄の二尺袖は裾の長いものは袴姿以外に街着などにお召しいただけますよ。
ジュニアサイズのお子様でしたら、小紋柄の小振袖としてお茶会などに着られる場合もあります(お茶会の内容・格式にもよります)。

袴の色の合わせ方についてまた次回お伝えしたいと思います。
では、京ちゃんでした!

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