七五三 三歳女の子着物の和装小物について

こんにちは、京ちゃん(仮)です。
朝晩すっかり冷えて秋めいてきましたね。そろそろ紅葉が見頃です。

さて、七五三シーズンに入ってまいりました。
今日は、七五三三歳女の子の和装小物について紹介したいと思います。

まず、七五三の三歳女の子と言えば、被布コートセットです。
被布(ひふ)ってなに?着物の上に着る綿入りのベストのようなものです。
「おひふ」とも「被布コート」とも呼ばれます。
こんなの。

昨今ではオールインワンの被布コートセットが出回っているので、3歳のお詣りで必要な和装小物は大体揃っています。

こんな感じでオールインワン。

お被布、着物、じゅばん、巾着、草履、髪飾り、足袋…。これだけあれば最低限揃います。
そして、三歳の女の子被布セットのほとんどはなんと、着物が身上げ肩上げ済みです。
大体、着丈76cm前後、裄丈39cm-42cmぐらいで加工がされており、90cm-95cmぐらいの身長に合わせてあります。
なので、大体その身長に合えば、ぱっと着せられます。とても気軽なのが3歳女の子の七五三の良いところ。

では、他に必要なものは?
まずは半衿…

七歳と同じ、じゅばんの襟元についているあれです。
セットによってはすでに付いているものもあります。
ないと…、衿元がほんのちらっと寂しいです。

腰ひも…基本的に着物につけ紐が付いているので要らないと言えば要らないです。着物に付け紐がない場合は要ります。しかし、小さなお子様なのでお母さまのストッキングで代用することも…げふんげふん!

足袋…弊社では6点セットと記載されているものには入っていないことがあります。地味に要注意です。

肌着…3歳のお肌着、あります。
7歳用って書いてあるけど3歳用もあるよ。

衿元から見えなければTシャツで代用も…げふんげふん!

かかとゴム…

草履のかかとにつけるあれ。足があんまりにも小さなお子様向けの安心アイテム。
メーカーさんによってはもともと草履に付いている場合もあります。

髪飾り…ブランドものは摘まみ花などそころこゴージャスで可愛いものが付きますが、安いものは『むしろ要らん』な髪飾りが付いてくる時があります。

そんな時は買いましょう。
京都室町st.で摘まみ花髪飾りの職人さん、鈴音屋さんの髪飾りが人気です。

 

被布セットだけでは不安、それ以外に何を揃えて良いのかよくわからない、そんな方はこれがおすすめ、

京都室町st. amazon店で密かにブレイク中のアイテム。
肌着、腰紐一本、足袋、半衿のシンプルなセット。
足袋や半衿など、「被布セット買ったけど入ってないじゃん!」なアイテムが入っています。

兵児帯…

お被布を脱いで室内で過ごさせる場合などに巻きます。お被布を脱いだら腰紐丸見えは恥ずかしいですからね。あったら良いなアイテム。
巻き方は浴衣の兵児帯と同じ、そして、浴衣用の兵児帯で大丈夫です。
京都室町st.では、三歳のお子様向けの短い目の兵児帯も販売しています。

そして最後が、房。

「いやいやいや、房なんてお被布についてるでしょ?」
…確かについてます。基本的には要りません。しかも、自分で縫い付けねばなりません。

しかし、持っているお被布のイメチェンなどで買って行かれるお客様が結構おられます。

また、年に一人ぐらい、「子供に着せていたら遊んで引きちぎってしまった!」と言うお客様からの悲鳴を耳にします。お子様が非常に好奇心旺盛で日ごろからそういった傾向がある方は、念のために買っておいたほうが良いかもしれません。

以上になります。
次回は、三歳女の子の帯結びのほうについてご紹介できればと思います。
以上、京ちゃん(仮)でした!

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